新書のブログ化

 今日、近くの本屋に行ったら、ブログ本コーナーがあった。装丁と中身の安っぽさに世もというか、出版も末だなぁと改めて痛感。なんだか安普請の同人誌が本屋に並んでいる感じ、といったところ。ただ、装丁にお金をかけたら、経費削減にならないんで、ノン編集、ノン装丁じゃないと意味がないだろうね、とは思いましたが。
 ただ、これはもはや今までの本のジャンルとは別の新しいジャンルだな、と思いました。

 それよりも気になるのが、最近の新書の安っぽさ。中身もエッセイもどきのオンパレードだ。本屋の友人に聞くと、各社本屋のスペースを確保しなくてはいけないから、大量に出さないといけないとのこと。それこそ、質の低下は免れない。
 新書のブログ化こそを懸念すべきか。