2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

LIFE 井上陽水 40年を語る

井上陽水の連続ドキュメンタリーが行われている。当然面白い。 今年に入ってから、NHKの独壇場であることは間違いない。テレビを広告で成り立たせるのは無理なのか、あるいは、今まで放送局の中抜きがひどくて、制作費が安すぎたのか。 民放は結果的に、制作…

世界陸上のもう一つの見所 増田明美の解説

女子マラソンは視聴率が高かったらしい。TBSも久々に視聴率が高く喜んでいるとか。 今回の注目は、やはり、ボルトの驚異的な走りだったと思うが、 僕はいつも女子マラソンの「解説」に惹かれてしまう。 なんと言っても、いつも増田明美の解説が格別だからだ…

佐野元春のザ・ソングライターズ スガシカオ

さっき原稿をかなり書いて、何かの拍子に戻るボタンを押してしまったら、原稿が消えてしまった。Gmailではちゃんと定期的にバックアップされるのでそんな事故でも大丈夫なのだが、はてなにも対応してほしいところだ。 さて、気をとりなおして、はじめてこの…

芸人と番宣のテレビ番組

今年に入って、誰もが気づいているだろうが、番組の質が落ちている。しかも、TBSだろうが、フジテレビだろうが日テレだろうが、金太郎飴のような番組ばかりだ。 どこの番組もバラエティ番組で、若手の芸人が出てきて、世間話に毛が生えたような、内輪の話が…

爆笑問題のニッポンの教養スペシャル「表現力!爆笑問題×東京藝術大学」

このシリーズを見たのは、早稲田、京大くらいで、それも全部見てないけど、今日の放送はなかなか面白かった。 おそらく、芸術大学ということで、同じ表現者という土俵なので、爆笑問題にとって、いつもの太田光のアンチテーゼがかみあいやすかったということ…

多元ドキュメント 夏・東京湾岸24時

東京湾の1日に起こる様々な出来事を、4人のディレクターが追って描写していく、というドキュメントをしていた。 今年に入って、テレビはますます面白くないが、制作費のあるNHKのクオリティの高さが結果的に目立つことになっているよように思う。 民放はそろ…

大政奉還再び

1世紀に1度(その前が1929年なので)の大不況の中、日本では150年ぶりとも言える、政治の大改革が起こりそうである。 ご存知のように、明治以前の幕藩体制では、小さな国の集合体を統治しているという構造だった。 しかし、幕府の弱体化と、外国からの圧力に…

トヨタの社会

戦後の社会をどんな社会だったかと言えば、やはり車中心の社会だったのではないかと思う。車が輸出の中心であり、産業の中心であり、車の普及に付随して、地方行政の中心は道路工事だった。田中角栄の日本列島改造論でも、道路交通によって、日本の交通網を…