タイムマシン経営と洋行帰り

タイムマシン経営とは、ソフトバンクの孫さんが言っていた言葉で、主にシリコンバレーを中心としたハイテク企業のサービスを、先回りして真似ねて、遅れている日本でサービスインすることで成功させる、という経営のことらしい。
それは、今のネットベンチャーでもあんまり変わらないんだろうけど。
それが、最近になって、海外のサービスをダイレクトに享受できるようになったため、タイムマシンにのらなくてもよくなった、という問題が起きているとか、起きていないとか。
僕はこの話を聞くと、なんだか、明治〜大正のフランス留学の画家の話みたいなだな、と思ってしまう。遅れている日本にいち早くヨーロッパで流行している画風、つまりは、印象派フォーヴィズムキュビスムみたいなものを持ってきて、どーだまだ見たことないだろう?とやるやつである。
ちょっとは岡本太郎くらいに、日本が世界に教えてやるんだよ!と言うやつが出てきてほしいもんだと思う今日この頃。