男祭り 女祭り

 昨年末は近年恒例になっている格闘技を見て過ごした。PRIDEが放映されなくなって残念だが、格闘技はすっかり定番になったようだ。また、フィギュアスケートも年の瀬の恒例になりつつある。今年は大晦日にもフィギュアスケートを放送されていたし、ついに男の競技の頂点が格闘技、女の競技の頂点がフィギュアスケートという定則が出来上がったような気がする。つまり「紅白歌合戦」の「歌」の部分がスポーツになり、男が女が戦うのではなく、男は男、女は女と戦う、というようにシフトしたのだろうと思う。やはり、戦いは男は男、女は女と戦った方が盛り上がるのではないだろうか。その上で、どちらの「祭り」が面白かったか、採点すればよいのではないか。その点で見れば今年は女の祭りに軍配が上がったかもしれない。