キャパと「裏窓」

先日、ケーブルテレビのチャンネルをダラダラ回していたら、写真家のロバート・キャパのドキュメンタリーがヒストリーチャンネルでやっていた。結構、このヒストリーチャンネルは当たりが多い。昔はディスカバーチャンネルがすごいなと思っていたが、やはり歴史ものの方が興味を惹かれる。
さて、キャパは写真家のエージェンシーとして有名なマグナムの創設者であり、５つの戦争の写真を撮影したドキュメンタリー写真家として広く知られている。日本の報道系の写真家で影響を受けた人も多いだろう。
その伝説的な生涯は幾つも語る部分があるのだろうけど、一番面白かったのは、キャパが人妻であったグレース・ケリーと恋人関係にあり、それがモデルとなってヒッチコックのかの有名な映画「裏窓」が作られたという話だ。「裏窓」はジジェクなんが精神分析の対象にするくらい、今日の社会の問題点が組み込まれた映画で、よく知っているだけに、２つの大きな道がつながり、驚きもひとしおだった。

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