2008-02-17 新宗教と巨大建築 建築 今や若手から次世代を牽引する建築評論家となった五十嵐太郎の博士論文からまとめた著作。新宗教の建築を、近代建築史の視点から読み返した労作。 天理教や大本教を中心とした近代に勃興した神道系新宗教は、「世の立て替え立て直し」など多くが建築をメタファーにした思想であるとともに、その思想を体言した建築が伝統と革新をもった優れたものだった。 今まで指摘されてこなかった、近代建築史の一断面を鮮やかに提示した。新宗教と巨大建築 (講談社現代新書)作者: 五十嵐太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/12/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (28件) を見る