松下三洋ホールディングス
まさに、社長島耕作的な展開になってきた。
もともと、日本には家電メーカーが11社もあり、近い将来合従連衡を経て3社程度になるのではないかと予想されていた。ここ数年の急速なグローバリズムによって、寡占状態を保たない限り赤字になるというようになってきたため、急速に市場再編が進んできている。
今回、近くて遠い存在だった松下・三洋がひっつくことで、他にも少なからず影響を与えるだろう。家電のようなサービスと営業重視の産業は、重電出身のメーカーは出自が違うためどうしても弱い。コンピュータにしてもそうだろう。日立、東芝、三菱は重電組、富士通、NECはコンピュータ組だ。
となると、パナソニック、ソニー、シャープあたりに絞られてくるわけだが、さてどうなるだろうか。
この再編は、デジタル化する車産業にも大きな影響を及ぼすわけだが、どんどんメーカーがでかく競争相手がなくなるのはいかがなものだろう?
- 作者: 弘兼憲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/23
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