ブログメディア

 ここに来て、ブログを活用したメディアが幾つか立ち上がってきている。
もっとも早かった例は、産経新聞のイザ!とかになるんだろうけど、もう少しサイズの小さいマイクロメディアが今後活発になりそうだ。
 
 その前に、アルファブロガーなどを広告で連結させるような自律ネットワーク型のもが立ち上がり、そして、もう少し集約型のものになってきているという感じだろうか。

 旧メディアとブログとの連携は、新聞やテレビ、出版社、書店などがあり、また、ブログサービスが独自メディアとして立ち上げ、さらに、もっとオルタナティブな形でのブログメディアができつつある。
 
 特徴を挙げるとしたら、やはり、そこに編集が入るかどうかがポイントだろう。メディアのテーマにあわせて、書き手と編集者がおり、それらのやりとりを一度介して、アップロードされるか、そのまま書き手がアップロードし集約されるか、とところが違いになるだろうか。

 編集が介在することによって、より読者を意識した文章に洗練されたり、誤字脱字のようなものが少なくなり、品質が向上したりする、という利点がある。
 逆に、編集者が介在することで、読み手の生の意見に修正がかかったり、アップロードの速度が遅くなったりするというデメリットもある。

 どちがいいとは、単純に言えないし、訴求したい内容によって変えるべきことだろうが、少しテーマが明確になって、文章が洗練されているブログが読めるのは読者にとっても歓迎すべきことである。

 ビジネスモデルとかは、なんとも言えないし、わからないけれど、このような試みが増えてきて、新しいインターネットメディアが盛んになることを期待している。