音楽

アジアの昭和30年代

先日、地方ホールにて民族音楽のオーガナイズをしている友人と長電話をしていて、最近のアジア事情について話題になった。 僕らが民族音楽に夢中になった90年代初期からすでに20年近くたつけれど、その当時は世界でも民族音楽は多く伝承されていたが今はどう…

音楽業界

いよいよCDが売れなくなって、最近では、CDはライブに来てもらうための販促になっているらしい。また、ライブでも盛り上がりを優先するアッパーな曲が増えているとのこと。大物ミュージシャンをはじめ、そういう傾向はあったが、新人も含めてCDとライブの逆…

主婦の気持ち

僕は、主婦とはかけ離れた存在なのでその気持ちはなかなかわからないのだけれど、最近、秦万里子さんという、シンガーソングライターがちょくちょくテレビに出ていて、今日もひるおびに出演されていた。 彼女は、コンサートを開くたびに、地元の人たちでコー…

音楽産業の変化

某プロデューサーが逮捕され、輝かしい経歴からの凋落が報道されているが、個人としての事業の失敗やその対処を誤ったことは事実だろうが、基本的には音楽産業がCDの時代からダウロードの時代へと移行したことの影響をもろに受けたということだろう。 CD販売…

平安京 音の宇宙

サウンドスケープ、音環境という新しい思想を、歴史的な流れに適応し、京都の音環境を通史したもの。 現代の音環境もさることながら、平安京に編みこまれた音の世界を、文献と調査を駆使して読み解いていく内容は、今まで誰も知りえなかった想像の世界を広げ…

K7box

鈴木つながりだが、60年代から独自のサウンド・アートの活動を続け、世界的に評価されている鈴木昭男の創作楽器の代表作『アナラポス』のCD。 『子宮の響き」『天使の声』とも形容される不思議な音色を奏でる世界にも類例のないリバーブ・サウンドははじめ…